古銭の鑑定で、最重要視されるのは、やはり本物か模造品・偽物かどうかの見分け方になります。
本物か偽物か確認する時に、まず注意しないといけないのは、明治3年以降につくられた貨幣は、鋳造ではなくて洋式の打製だということです。洋式の打製ですから、絵や文字が明確で、それ以外の部分は平面になっていて鏡のようです。
銅貨の贋物・偽造品は多くはありませんが、改造品があるようです。二銭銅貨は六年が少ないので、八年や十年の数字を改造したものが多いようです。銀貨は年号が少ない一円銀貨や貿易銀に贋物が見受けられます。偽造が特に多いのが金貨です。注意が必要です。
一般的には、銀貨や金貨が本物か贋物かを見分けるときには、ルーペを使用して肉眼では確認しにくい部分を調べます。しかし特に高価な金貨や希少価値の高いものを購入する場合には、顕微鏡で観察したり、x線分析が用いられるようになっています。

